個人開発者がブラウザゲームを作るために使用したツール
「3秒即断RPG」は、プログラミングの経験がない個人が、ほぼ無料の環境だけで作ったブラウザゲームです。この記事では、制作に使ったツールと、そこで躓いた点を紹介します。同じように「作ってみたいが、お金も知識もない」という方の参考になれば幸いです。
ゲームの中身はClaudeの無料版で作りました
企画、シナリオ、プログラムの作成から修正まで、中心になったのはAIのClaude(無料版)です。私はコードを書けません。そのため、作りたい内容を日本語で伝え、返ってきたものを確認し、直してもらうという流れを繰り返しました。
無料版には利用回数の上限があります。そのため、一度の依頼に要望をまとめる、動作を確認してから次の依頼に進む、といった工夫が必要でした。
立ち絵はGeminiで作りました
ゲームのチェックポイントを明確にするため、また、単調なゲーム性から脱却するために、門番、ライバル、魔王のタイミングで、このゲームには相応しくないような綺麗な絵を差し込みたくなりました。ギャップとして、ユーザーにいい印象を与えられていればと思います。
この作業は難航しました。Claudeは画像生成が苦手で、思うような絵が出てきません。やむを得ずClaudeから離れ、Gemini(無料版)で生成しました。雰囲気を揃えるため、指示文を何度も練り直しています。
レンタルサーバーも検討しましたが
ブラウザゲームを公開するには、通常はサーバーが必要です。しかし私は素人で、サーバーの使い方もよく分からず、そもそもセキュリティも心配でした。そこで、サーバー不要な構造を目指しました。
本作は、サーバー側で処理をしない静的なサイトです。無料で使えるGitHubの公開機能(GitHub Pages)を利用することにしました。完成したファイルをGitHubにアップロードすれば、世界中から遊べる状態になります。サーバーが必要な仕組みだったなら、公開まで漕ぎつけていなかったような気がします。
その後、ドメインを取得しました
GitHubの標準のURLのままでも公開はできます。ただ、覚えやすいアドレスにするために、独自ドメイン「3sec-rpg.com」を取得しました。ドメインについてもよく分からないままでしたが、「インターネット上の住所」として理解したことにしました。取得にはエックスサーバーのドメインサービスを使っています。取得したドメインとGitHubをつなぐ作業は、初めてのうちは用語が分からず、特に時間がかかりました。
告知
告知にはXとThreadsを使っています。リンクを貼った時に画像が表示されない問題など、公開後に分かる不具合もありました。
- X: @3sec_RPG_Dev
- Threads: @3sec.rpg.dev
素人の試行錯誤について
ここまでは順調に見えるかもしれませんが、実際は失敗の連続でした。画面の崩れ、英語版の文面の長さ、スマホでの押しやすさなど、作ってみて初めて気づく点が多くありました。そのたびにClaudeに相談し、直し、確かめる。この繰り返しで、少しずつ形になっています。
専門知識がなくても、道具を組み合わせれば、ゲームを公開するところまでは進められることが分かりました。この記事が、何かをしてみたいどなたかの助けになればと思います。